和歌山にあるアドベンチャーワールドに行ってきました。
僕は幼少期に何度か訪れたことがあるのですが相当昔であるため、記憶がかなり曖昧になっていました。
また妻と子供にとっては初めてのアドベンチャーワールドであるため、今回は新鮮な気持ちで訪れました。
その結果、パンダだけじゃなくこんなに施設が充実していたっけ?と驚く程のクオリティーでした!
簡単に言えば、アドベンチャーワールドは動物園とサファリパークと水族館と遊園地を合体させたような施設でした。
この記事では、アドベンチャーワールドに訪れた感想と魅力に感じた部分を中心にお伝えします。
アドベンチャーワールドの基本情報
アクセス
アドベンチャーワールドは和歌山県の白浜にあります。
車やバス、電車や飛行機などの手段で訪れることができます。
飛行機だと南紀白浜空港からバスで5分と関東方面からも訪れやすくなっています。
電車だとJR白浜駅が最寄りですが、新大阪から特急で2時間半です。
今回は車で訪れましたが、詳細は次をご覧ください。
大阪市内からの車での所要時間
大阪市内から車でアドベンチャーワールドに訪れる場合、高速道路を使用して約2時間半かかります。
今回訪れたのはゴールデンウィークの真っ只中だったため、4時間くらいかかりました。
高速道路はほとんど渋滞がなかったのですが、下道に降りてからが大変でした。
アドベンチャーワールドの最寄りのICは「南紀白浜インターチェンジ」ですが、一つ手前の「南紀田辺インターチェンジ」で降りました。
そこからは大渋滞で、ノロノロでしか進みませんでした。
堪り兼ねて途中で裏道を使ってショートカットしたものの、下道に降りてから駐車するまで1時間以上かかりました。
ちなみに「南紀白浜インターチェンジ」で下りても大渋滞だったようです。
ただ下道の距離は「南紀白浜インターチェンジ」からの方が約半分短いのでこちらの方が良かったかもしれません。
何れにしても、混雑する時期は早め行動を心がけた方が良いですね。
駐車料金
駐車料金は以下となっています。第3駐車場にまわされましたが、それでも同じ料金でした。
・大型車 2000円
・2輪車 500円
駐車場の混雑
駐車可能台数は5000台ありますが、週末や長期休暇時などは余裕を持って早めに訪れることをオススメします。
ゴールデンウィークに訪れたところ、園内入口から一番近い駐車場は満車で第3駐車場までまわされました。
周辺の道路がかなりの渋滞で開園して1時間後の到着でしたが一番遠い駐車場でした。
第3駐車場からは無料のシャトルバスで一番近い駐車場へ移動しましたが、そのシャトルバスを待つのにも大行列。
距離的にはそんなに遠くはなく歩ける範囲なのですが、高低差があり第3駐車場から入口へは上りになるのでシャトルバスじゃないと大変でした。
帰りは歩いて駐車場まで戻りました。
入場料金
アドベンチャーワールドの入場料は以下のようになっています。
・シニア(65歳以上) 4000円
・中人(中高生) 3500円
・小人(幼児・小学生) 2500円
子供料金は4歳以上であるため、うちの3歳の娘は料金がかかりませんでした。
入場料は大人だと4500円と、かなり高い印象ですね。
また割引等も事前に調べたもののベネフィットステーションを使用しても200円しか安くなりませんでした。
しかも割引券の事前印刷が必要で見事に忘れてしまい、割引無しで入場しました・・・
他にも白浜周辺のホテルや旅館に宿泊すると割引券がもらえるところもあるので前泊する場合はフロントに聞いてみてください。
主な楽しみ方
スタンプラリー
エントランス付近でスタンプラリーを購入しました。
1冊100円で購入することができ、アドベンチャーワールド内のスタンプを全て集めると記念品をもらうことができます。
スタンプの場所は9ヶ所あります。
アドベンチャーワールド内を端から端まで歩きましたが、このスタンプを押すという目的がないと行かないような場所があったためアドベンチャーワールドをより知るきっかけになりました。
でもなかなか見つからないスタンプ台もあり大変苦労しました。
なんとか遊びながらまわり全て集め記念品をもらいましたが、記念品はアドベンチャーワールドの動物シールでした。
写真を撮る
アドベンチャーワールド内には写真撮影スポットが多く、訪れた記念に残すことができます。
写真台が設置されているところもあるので、周りに人がいなくて頼めなくてもスマホやカメラのタイマー機能を使えば家族写真を撮ることだってできます。
事前に大まかなプランを決めておく
アドベンチャーワールドは施設が充実しているからこそ、どこをまわっていいか分からなくなります。
また敷地も広大なので端から端まで歩くのは大変です。
そのため、子供の年齢や興味に合わせて事前にどのようなところに行くのか決めておくことをオススメします。
動物とのふれあい
アドベンチャーワールドでは動物との触れ合いを一つの売りにしています。
一般的な動物園と違って動物との距離が近く、より身近に感じることができました。
例えば驚いたのがエントランス内にある噴水広場です。
そこにはペンギンが気持ちよく泳いでました。
娘も興味深そうに長時間観察してお話してくれました。
またイルカにおやつをあげることができる「イルカおやつタイム」というものがありました。
お値段なんと1カップ300円。
イルカに直接おやつとなる魚をあげることができるにも関わらず良心的な値段だと思います。
他にもブタが園内をお散歩してたり、カバやカワウソなんかも仕切られてはいるものの距離がかなり近く、間近で見ることができました。
パンダ
アドベンチャーワールドといえばパンダですよね。
現在アドベンチャーワールドには6頭のパンダがいます。
2018年には「彩浜」という赤ちゃんパンダも誕生し、賑やかに暮らすパンダ達を見ることができます。
そもそもパンダが見られるのは日本で以下の3ヶ所しかありません。
・アドベンチャーワールド
・神戸市立王子動物園
その中でもアドベンチャーワールドには一番多くのパンダが暮らしています。
中でも今一番人気があるのは赤ちゃんパンダの「彩浜(さいひん)」ではないでしょうか。
訪れた時は彩浜の公開が行われていて、外でくつろぐ様子を見ることができました。
彩浜は赤ちゃんなだけあり他のパンダと比べてひとまわりもふた回りも小さくぬいぐるみのようでした。
少し体を動かすだけで歓声がわいていて、アドベンチャーワールドのアイドルになっていました。
サファリワールド
アドベンチャーワールドはパンダだけではなくサファリワールドも必ず訪れたい定番スポットになっています。
詳しくは以下の記事に書いています。
マリンワールド
マリンワールドには海の生物に会うことができます。
イルカやアシカ、ペンギンやホッキョクグマもここにいます。
イルカショー
アドベンチャーワールドではイルカショーも大変人気があります。
バンドウイルカやオキゴンドウ、カマイルカ達が縦横無尽に飛び跳ね技を見せてくれます。
場所はビッグオーシャンです。
僕たちも訪れたのですが、既にショーが始まっていたこともあり満席、立ち見でしたがなんとか見ることができました。
圧巻なのはそのイルカの数です。
何頭ものイルカが同時にジャンプしたりするのですが、プールが大きいからこそできるショーだと思いました。
アニマルアクション
アシカのショーだと思って訪れたのですが、アシカだけではなくペンギンやカワウソ、豚や馬、犬、フラミンゴやアヒルなど多種多様な動物たちが出演するショーでした。
途中客席から何人か指名され、アシカにフラフープを投げることができ参加型のショーにもなっていました。
次から次へと動物たちが出てくるので子供も飽きずに観賞することができると思います。
内容も笑いの要素が多く、最後まで盛り上がるショーになっていました。
ペンギン王国
ペンギン王国の名の通りペンギンだらけでした。
様々な種類のペンギンが暮らしていて、中でもキングペンギンはちょうど娘と同じくらいの体格で大きかったです。
このペンギン王国ではペンギンが泳ぐ姿も観察することができ、陸と海の両面でその生態が楽しめます。
ホッキョクグマ
海獣館にホッキョクグマがいました。
大きな身体でプールにダイブする光景はダイナミックで迫力があります。
毎日アトラクションとして「食事タイム」が設けられているので合わせて観に行くことをオススメします。
プレイゾーン
アドベンチャーワールドはアトラクションも豊富です。
プレイゾーンと呼ばれるエリアには観覧車やジェットコースター、メリーゴーランドなどさまざまな有料アトラクションが設置されていました。
身長や年齢制限があったりもしますが、3歳でも半分以上のアトラクションに乗ることができます。
高い入園料を払う割にはどれも有料なのは残念ですが、大人も子供も入園料にアトラクションフリーパスがセットになった「入園券(1DAY)& 遊園地フリーパス」というチケットが発売されているので、思いっきり楽しみたい家族はこちらを購入することをオススメします。
値段は大人も子供も通常の入園料に1500円が追加された料金でした。
今回は混雑でどれも長時間並ぶため乗りませんでしたが、子供が大きくなったら楽しみたいと思いました。アトラクションの詳細は以下の公式ホームページをご覧ください。
レストラン・ワゴン販売・飲み物
パンダのポップコーン
ポップコーンが売っていると必ずといってもいいほど欲しがる娘。
アドベンチャーワールドでもポップコーン売り場を見つけると、もう頭はポップコーンを食べることでいっぱいです。
ポップコーンのケースはどれもパンダでしたが、以下の3種類から選べました。
・パンダ型
・ぬいぐるみ型
娘が選んだ・・というか、親が選ばせたのはおもちゃ箱型のポップコーンケースでした。
というのもアドベンチャーワールドに行く機会が少なく、パンダ型やぬいぐるみ型は一度切りで終わってしまう可能性が高いと思ったのと、おもちゃ箱型だとおもちゃ入れとして別の使い道があると思ったからです。
ちょうど車に載せておくおもちゃ箱が欲しかったのでちょうど良かったですし、娘も気に入ってくれました。
値段はどれを選んでも2000円で、お代わりは400円でした。
またケース付きではなく紙カップだと400円でポップコーンが食べられます。
肝心のポップコーンの味はキャラメル味で量も多く時間が経っても美味しかったです。
パンダのあんまんとチュロス
パンダの好物である笹をイメージしたオリジナルチュロスが売っていました。
値段は1本450円で、味はチョコかシナモンから選ぶことができました。
2本セットだと850円になり少しお得です。
他にもパンダそっくりな「パンダ肉まん」が売っていて、記念に購入しました。
お値段は1つ300円、2つセットで500円でこちらも2つセットだと割引があります。
また今回は購入しませんでしたが、パンダアイスキャンディとパンダアイスクリームバーが売っていました。
アイスクリームバーに関しては溶けないアイスのようで暑い日にオススメだと思います。
ディナーはサファリレストランジャンボで
ディナーとして訪れたのはサファリパーク付近にあるサファリレストランです。
詳細は以下の記事でまとめています。
飲み物に関する注意点
気をつけたいのは、アドベンチャーワールド内に自販機が1台もないことです。
ワゴン販売やフードコートなどで飲み物は売っていますが、ゴールデンウィークで混雑していたため飲み物を買うだけでも数十分の行列になっていました。
もし自販機で飲み物を購入したい場合は一度外に出て購入し、再入場する必要があります。
自販機自体は外に出ると直ぐにあるのでいいのですが、いちいち入場口まで行かないといけないのが面倒ですよね・・・
感想とまとめ
ゴールデンウィークという激混み間違いなしのアドベンチャーワールドに行きましたが、想像以上にスケールが大きく夕方まで遊ぶことができました。
レストランや人気アトラクションをはじめ人が集まるところはどこも行列で並ぶのを諦めたところもありますが、パンダに関しては6頭いるだけありこれだけ混雑していてもゆっくり見ることができ満足です。
訪れる前はアドベンチャーワールドといえばパンダという印象がありましたが、紹介させていただいた通り他にも施設が充実していて見どころがたくさんあり、一言では言い表せないくらいの魅力を感じました。
頻繁に行ける距離ではないですが、またいつか子供を連れて行ってみたいです。
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