先日ANAで予約していた便が機材故障により欠航となりました。
その際に行った立替精算方法をまとめました。新幹線への振替精算に至った経緯はこちらの記事をご覧ください。
新幹線などの有料特急に振り替える時はどんな時?
まず大前提として、機材故障などANAの事由による欠航であるときです。
台風や大雪などの天候不順で欠航になる場合はANAの事由に当たらないので認められません。
その上で、大きく分けて以下の2パターンがあります。
- 新幹線などの有料特急のみで目的地に移動する場合
- 別の目的地行きの飛行機に振り替え、その先から新幹線などの有料特急で目的地に移動する場合
私の場合、伊丹と羽田間の便が欠航し新幹線のみで移動したので1に該当します。
2の場合でも新幹線などの有料特急立替精算方法は1と同じです。
航空券の種別によって精算方法が違う
精算方法は大きく分けて以下の2つの種別に分かれます。
普通航空券
・航空券と新幹線などの有料特急運賃との差額計算が必要
・新幹線などの有料特急運賃の方が予約していた航空券運賃より高かった場合は立替精算を行う
・予約していた航空券運賃の方が新幹線などの有料特急運賃より高かった場合は全額払い戻しの手続きを行う
*詳細は以下参照
国際航空券(乗り継ぎ便)、特典航空券、パッケージツアー、団体旅行
・運賃全額立替精算可能
今回は特典航空券で予約した便が欠航したので新幹線の運賃は全額精算可能です。
立替費用精算書に関するポイント
立替費用精算書はインターネットからでもダウンロードできる
当日の欠航であればANAスタッフから立替費用精算書を手渡しでもらえると思いますが、ANA公式ページからもダウンロード可能です。
これを印刷した上で必要事項を記入します。
領収書や乗車証明書が必要
新幹線や有料特急運賃の場合は領収書や乗車券などの乗車証明書の原本が必要です。
私の場合はエクスプレス予約を使用した新幹線を使ったので、Webからダウンロードした領収書とEXご利用票の原本を添付しました。
領収書だけでも大丈夫だと思いますが、念のため・・・
券売機で新幹線のチケットを購入する場合は領収書ボタンを忘れないように押して発行するようにしましょう。
ボタンを押し忘れた際はみどりの窓口で領収書を発行してもらってください。
出発空港から新幹線等の駅まで及び新幹線等の駅から最寄駅も精算できる
精算する際は新幹線等の有料特急運賃だけではなく、以下の運賃も精算することができます。
- 出発予定空港から新幹線等の有料特急出発駅までの公共交通費
- 新幹線等の有料特急出発駅から到着予定空港もしくは最寄駅までの公共交通費
30日以内に精算する必要あり
欠航した便の出発予定日から30日以内に精算する必要があります。
立替精算ではなく全額払い戻し手続きになる場合はWebからも手続きができますが、こちらは10日以内に行う必要があります。10日を超える場合は30日以内の郵送手続きになります。
私の場合は復路が欠航したのでまだ良かったのですが、それが往路の欠航で家族旅行だとすると旅行中に立替精算処理しなければならない可能性もあります。
ある程度融通は効くかもしれませんが、30日を超える場合は一度ANAに相談した方がよいです。
いずれにしても面倒だと後回しにせずに、できるだけ早めに精算しましょう。
振替精算をした感想
私は特典航空券での予約だったため、全額払い戻し手続きを郵送で行いました。新幹線の運賃だけではなく公共交通費も精算し無事に振り込まれました。
複雑な精算や清算可能か判断できない場合、ANA公式Webサイトを見ても分からないことがあるかと思います。その際はANAに電話をして相談することをオススメします。
今回は大量の欠航便が発生したため、ANAの処理が追いつかず手続きから振り込みまで2ヶ月半を要しました。
ANAの電話も混み合っていてつながらず、ナビダイヤルの電話代だけが加算されていくなどストレスが溜まりましたが、なかなか無い経験ができたと思います。
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